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お習字


こんにちは。 丸亀 四宮石材 四ノ宮です。
先日から、マンガのブログばかり書いていると、知り合いから「お習字してないの?」と言われてしまったので久しぶりに、お習字ブログを。

といいましても、お習字は時間の空いた際、結構書いたりしております。
私は、かな系の書道団体に所属していますので、普段は展覧会用に「60センチ×180センチ」くらいの紙に和歌を一首書いています。

写真はお見せするのも恥ずかしいレベルですが、その一部分です。
上記の写真ですと、「花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり」という和歌の「はなさそ」の部分を変体かなで書いています。



そして上記も同様で変体かなで「ふあ」とかいています。

まあ、お習字をされてない方からすれば???の連続だと思います。
まず「読めない」からはじまって「なんでひらがなで書かないの?」「なんでわざと読みにくくするの?」などなどです。

確かにその通りかもしれません。一般的に受ける字というのは、「ハネがうねうねしてかっこいい。」「ハライが力強くてかっこいい」の部類の字だと思います。

ただ、そのような字は書道界ではあまり評価されません。
評価される作品は、
・線質がよい
・余白が美しい
・構成が素晴らしい
など色々あります。
もちろん私の作品は、そのようなレベルには程遠い位置にいます。。。



そして、知り合いによく言われるのが、上記の写真のように、「墨がかすれてるけど、失敗したの?」のひとこと。
違うんです(笑)「私はこのかすれに命かけてます!」(笑)

というのも、このかすれがなく黒一色だと作品が平面的になり、立体感が生まれないのです。
ただ、やはり写真でみても憧れの渇筆(かすれ)には程遠く。。。。

今現在、ほとんどの書道展が中止や延期になっていますので、モチベーションを保つのは難しいですが、だからこそ今は我慢の時期とおもい、書道展の再開を心待ちにしています。


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