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おじさまと猫


こんにちは。 丸亀 四宮石材 四ノ宮です。
ここ数カ月、外出を控えていることもあり、読書量が増えました。
(もちろん小説ではなくマンガですが。。。)

四宮石材では、できる限りコロナ対策を実施し、営業いたしております。
皆様、大変だと思いますが、頑張りましょう。

さて、今日ご紹介するマンガは、桜井海先生の「おじさまと猫」。
スクウェア・エニックスより4巻まで発行されています。
大判コミックでどちらかというと少女コミックに分類されます。

タイトル通り、おじさまこと「神田冬樹」と猫の「ふくまる」との日常を描いた作品です。

1巻から2巻くらいはショートストーリー仕立てでしたが、3巻くらいから色々な登場人物が現れ
続きものみたいな感じになっています。

簡単なストーリは、一人暮らしになったおじさまが、「猫を飼う」という亡き妻との約束を実行し、ペットショップで「ふくまる」と出会います。

その時ふくまるは、子猫ではなく成猫?くらいの大きさで、自分でも「どうせ誰も私にゃんて欲しがらにゃい・・・」
と半ばあきらめていました。

そこへおじさまが現れ、即決で引き取ります。その際店員さんが「プレゼントですか?」と
尋ねるとおじさまは・・・・「私が欲しくなったのです」と。

誰かに愛されたかった猫とおじさまの心温まる日々を紡いだ物語です。(1巻裏表紙より)



このマンガ、写真でもわかるように、おじさまは丁寧に書き込まれており筆者の画力が伝わります。
ふくまるは、かなりマンガチックに書かれておりこのギャップがたまりません。

もし、ふくまるもリアルに描いていたら、結構しんみりとなってしまい、涙系だけで終わっていたかもしれません。
マンガチックに書くことにより、笑いと涙のバランスが綺麗にとれていると思います。

ストーリー仕立てになってからは、おじさまが超有名なピアニストであることや
少年時代の話なども盛り込まれ、話に深みが加わりました。

そしておじさんをライバル視していて、こちらもすごいピアニストである「日比野奏」も登場し
猫つながりでなぜか仲良くなっていくストーリーも面白いです。

6月には5巻が発売される予定ですが、かなりのお勧めです。


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