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ハコヅメ


こんにちは。丸亀 四宮石材四ノ宮です。

今日ご紹介するマンガは、泰三子(やす みこ)先生の「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」です。
2017年から講談社の「モーニング」で連載されています。

簡単なストーリーは、町山交番に勤務する川合麻衣は、警察官の想像以上の激務から
辞表を出そうと決意しました。
そこへ新たに上司として、元刑事課のエースでしたが部下へのパワハラが原因で交番勤務に
左遷されてきた、藤聖子と出会います。(のちのち交番勤務になった本当の理由は
明かされます)
その後、藤巡査部長の時に厳しく時にやさしい指導を受け、警察官として成長していく
ストーリーです。

ここだけ見れば、青春マンガか主人公成長型のマンガかと思いますが、
全く違います。

まず主人公河合は、元々望んで警察官になったわけではなく、安定した公務員を目指したが、
警察しか採用されなかったのであり、日々の激務に文句ばかり言っています。
それを、超美人ですが、中身はマウンテンゴリラと評される藤巡査部長との掛け合いで
非常にコミカルに表現しているので、「あー警察官ってこんなに大変なんだ」って
笑いながら思ってしまします。

このマンガを一言で言うなら、本の帯にもなっていましたが、
「ブラックで笑える警察官の日常と実情」です。



では、笑いばかりかというとそうでもなく、シュールな話や
感動系、人情話など多様なため飽きません。

個人的に好きな話は、人情系の3巻25話「警察手帳」です。
この回は、ショートストーリーで同僚の山田が警察手帳を紛失する内容なんですが
同僚や市民を巻き込んで最終的には、少しだけ感動してしまいます。

もともと、泰先生は、県警に10年間勤務していたそうで、そう思ってマンガを
読むとフィクションなんですが、リアルにノンフィクションかと思ってしまいます。

現在12巻まで発売されてまして、かなりお勧めです。


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