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第34回 読売書法展


丸亀 四宮石材の四ノ宮です。

先日、第34回 読売書法展(四国展)をサンメッセ香川へ見に行ってきました。
毎日書道展、産経国際書展と並ぶ全国規模の公募展ですが、私の所属する青澄の皆様も数多く展示されています。

今回、私は2尺×6尺(縦60㎝×横180㎝位)サイズで、西行の歌を書かせて頂きました。



「面影に 君が姿を みつるより にはかに 月の曇りぬるかな」

中央部のかっぴつ部分。。。
墨量が足らないのではないか。。。
などなど。。。
今回も自分の作品の前で、反省しきりでした。

よく、かなの作品は読めないと言われますが、かなの作品には現代の漢字やひらがなには使用しない文字が使われます。
例えば今回の作品でしたら、文頭の「おもかげに」の部分は「お毛可遣二」と書いています。

これは変体仮名と呼ばれるものでして、かな作品には多く使われます。
確かに、正直慣れないと難しいかもしれませんが、この変体仮名を使うことによって、ひらがなだけで書くより変化が出て、作品っぽくなります。

また、調和体と言う部門もあり、これはいわゆる読める書です。

ただ、漢字作品にしてもかな作品にしても、読める読めないより、立体感や構成などを楽しんでいただければと思います。 
私の作品以外で。。。




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